ACTくまもととは
2011年3月11日発生の東日本大震災・福島原発事故から熊本に避難した方を支援する「熊本被災者支援プロジェクト」を2011年3月25日に設立しました。
被災者に寄り添い、熊本での生活が軌道に乗る様に
-
「交流会の開催」を100社以上の企業の協力で40回昼食付きで無料開催しました。
-
「就業支援」で野菜のNet販売「ひごベジ」事業を開始しスタッフを採用しました。
-
「就業支援」で「熊本マルシェ」恵比寿店を開業し農産物販売支援と働く場の提供をしました。
-
「就業支援」で地場企業へ就職斡旋する「キャリアマッチング」事業を行いました。
-
「創業支援」として、「デザイナーズバンク」でデザイナの創業支援をしました。
-
「事業企画」として、「送迎付き学童保育」を実施して、働く環境整備を行いました。
これ以外に、コミュニテイ構築のイベント企画を多数開催し、熊本への定住を支援しました。
東日本からの避難者を2.000名支援し、800名の熊本定住を実現しました。
さらに、行政との連携を行い、行政への提言等も行いました。
2012年10月に「ACTくまもと」とし、熊本と被災者を活性化支援する名称にしました。
2013年3月に「一般社団法人ACTくまもと」と法人組織にしました。
2013年3月に被災者支援活動に対し、厚生労働大臣より感謝状を頂きました。
2015年3月11日に第4回「手をつなごう黙祷会」を開催し、参加者全員で手をつなぎ、地震発生時間に黙祷をする会をもって、東日本大震災震災支援を終了しました。
「ACTくまもと」と熊本地震
2016年4月14日発生の熊本地震を受けて、避難所での「心のケア」「コミュニテイ作り」「人間関係支援」を開始した。 2016年9月からは仮設住宅にて「心のケア」「コミュニテイ作り」「自立支援」を行い「孤立化」「孤独死」を防ぐ活動を行い、被災者の自立心を引出し、仮設退去後のコミュニティに積極的に参加できるようにする活動を行っている。
〈活動内容〉
① 「おしゃべり」カフェを仮設住宅集会所で毎週継続開催する。
-皆でお喋りすると99%の問題は解決する。
-定期開催で信頼関係を構築して、個人的問題を安心して相談できるようにする。
② 自前の専門家チームによるセーフテイネットを用意して、問題の解決をサポートする。
-弁護士、内科医、精神科医、歯科医、保健師、看護師、精神保健福祉士、保育士、栄養士、調理師、セラピスト、司法書士、行政書士、ビジネスコンサルタント14職種14名が無料で対応する。
③ 「おしゃべり」カフェは平日に開催する。
-平日昼間に仮設に在宅している方は、高齢者・無職・体調不良の方が多い。
-高齢者・無職・体調不良な方は、コミュニテイとの接点が少ないので、会話のチャンスを提供する。
④ 新規参加者を募る対策を行う。
-継続開催すると参加者が固定化傾向になるが、各種イベントを開催し新規参加を促す。
⑤ 仮設の見守り活動を実施する。
-イベント開催の都度、全戸を対象に案内チラシを手渡しで配布する。
-チラシ配布をキッカケに安否・体調確認を行う見守り活動を行い、孤立化・孤独死を防止する。
⑥ 居住者企画のイベントをサポートし「自立支援」を行う。
-信頼関係が生まれ、自らが食事会・カラオケ会等を自主的に実施するのをサポートする。
-自立した「自治組織」活動をサポートする。
上記の活動を通して「おしゃべり」カフェを定期開催し信頼関係を築き「心のケア」「コミュニテイ作り」を行い、イベント開催で「孤立化」を防ぎ、チラシ配布で「孤独死」を防止する。 居住者の自立心を引出し「生き甲斐」を見付けて貰い、被災者の自立を促し、仮設退去後のコミュニティに積極的に参加できるようにする事を目的としています。