本日の「おしゃべり」カフェは6人のボランテイア協力で、23名の参加がありました。
今までの活動で聞いた要望をまとめて、10/26役場に報告に行く予定です。 長くなりますが、一読あれ!
現在、ACTくまもとでは、テクノ仮設団地では9月27日(火)から、木山仮設団地では 10月7日(金)から毎週同じ曜日に定期的・継続的に「おしゃべり」カフェを学園大学の高林先生と共催で開催しています。
テクノ仮設団地は平均46名/回、木山仮設団地は24名/回の出席を頂いております。 木山仮設では開催を口コミだけで行いましたが、今後全戸にチラシ配布する予定でおります。
そこで出た、各種要望は既に、キャンナス熊本、熊本YMCAに一部取次いでおります。 今回は、 益城町復興課に直接、仮設住宅の住民からACTくまもとが聞いた要望をお伝えいたします。
テクノ仮設団地の要望
- 公衆電話設置
- ATM設置
- バス路線変更の要望アンケート調査を
- ゲートボール場の整備(男性陣参加の期待)
- 避難所で使われていた白布地が欲しい(小物作りに活用)
- 集会所トイレの掃除道具設置
- 各住宅前にプランタ花壇の設置(別に詳述)
- D集会所に誰でも出入りできるようにしてほしい
- みなし仮設からの参加者があった(情報が少なく淋しい思いをしている)
- 屋外ベンチを増設して欲しい(高齢者が散歩する時休む所がない)
木山仮設団地の要望
- 集会所の利用予約確定がスムーズにできない。
- みなし仮設サポート体制が心配との意見あり
- 軒先避難者サポート体制が心配との意見あり
- 民謡・太極拳・カラオケ等の住民同好会の自主運営要望:自治意識の芽生えが出ている
- 子供の遊び場を整備して欲しい
- バリアフリー仮設スロープの手すりの変更を検討して欲しい
以上のような要望から両仮設団地共に自治意識の芽生えが出てきて、素晴らしい事と思う。
この住民要望を汲み上げる事によって、一層の自治組織意識が高まる事が期待できます。
特にプランタ花壇の要望は、 東北の被災地でも行政主導で実施されたが、数か月で枯れたケースが多かった。
テクノ仮設団地のケースは、住民からの発想で ”毎朝6時に全員で水やり・手入れをしながら、住民同士を見守り、花いっぱいにしたい“ との提案です。
住民から自然に出てきた点が素晴らしい。
この話を聞いた、芦北の障害者支援センタ関係者から、花の苗を原価で提供し、花の養生も支援センタと仮設の住民が協力できたらとの提案がありました。
仮設住宅で、心のバリアフリー化が実現できたらと思います。